2013年8月26日月曜日

第76回『物書きめけめけの逆襲』2013/08/25

第76回『物書きめけめけの逆襲』2013/08/25

 


小説ってどうやったらかけるんですか?
という素朴な疑問に答えるべく、めけめけが小説を書くようになったきっかけ、現在執筆中の作品,
どういうことに気を配って書いているかについて語りながら どうやったら小説が書けるのかという疑問に答えます。


キーワード
◆エピソード1 物書き めけめけの誕生
 ブログから物語へ
  最初はブログの記事を人に読んでもらう面白さから始まった
 かちかち山に対する考察
  子供向けに変えられたぬるいストーリーに憤慨。そしてそもそものカチカチ山に対する
  心の引っ掛かりを表現してみた
 日常に潜む非日常
  完全なる想像の世界(ファンタジー)よりも身近な出来事を描写することで、
  『書けるものを書く』というスタンスを見出した

◆エピソード2 物書き めけめけの性質・特質、構成要素
 キングの視点と押井節
  着想はS・キングだが、文体は押井の長ゼリフ(地の文)
 押井の考察と夢枕獏節
  疑問、物事のとらえ方は押井の思考だが、表現は擬音などで情景を表現する夢枕獏に
  影響を受けている
 恐怖とそれにまつわるもの
  書きたい大テーマを恐怖という人間の心理、行動心理、行動原理、それに立ち向かう勇気を
  選んだ

◆エピソード3 どうやって小説を書くのか
 ずっと気になっていること
  人生の中で 気になっていることを日常の風景から切り取る作業
 行動原理とフォーカス
  登場人物の行動原理を明確に設定することで、勝手にキャラクターが物語を動かしてくれる
  徹底した一人称の細かい描写から急に全体が見える広い視点に帰るなど、カメラワークを
  工夫することで読者(ストーリー)の緊張感を保つ
 見たものと 見たいものと 見えないもの
  登場人物それぞれの 『見たもの=事実』『見たいもの=願望』
  『見えないもの=興味がない物』を意識した描写

 短編に対するこだわり

結論小説ってどうやって書くの・・・ぜひアーカイブを見てください[02:14:00]あたりです

ご紹介した書籍
S・キング 『書くことについて』

R・クーンツ 『ベストセラー小説の書き方』

ベン・ボーヴァ 『SF作法覚え書き -あなたもSF作家になれる』



コーナー 引用のススメ
 うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマーより
 校長の長セリフ&しのぶの長セリフ

「ま、年に一度の学園祭ですから、生徒諸君の自主管理の尊重という意味合いからもですな、校長の私が今さら口を差し挟むと言うのも何なんでありまして。

ま、しかしながら、かの親鸞も申しておりますように、
善人なおもて往生す、まして悪人においておや、人は皆ただ一人旅に出て振り返らず泣かないで歩くのであります。

嗚呼、誰知るか百尺下の水の心。人間誰しも悩み苦しみ過ち、そして成長し、桃太郎は満州に渡ってジンギスカンになるのであります。

かの大グェィィテ(ゲーテ)曰く、苦悩を経て大いなる快楽に至れ。
と言う様な訳でありまして、何はともあれ全員怪我一つせず何より無事これ名馬であります。
呉々も安全第一で、そこんとこ、宜しく」


しのぶ
「それはね、つまり、
ある人がある人を気にして残ってるんで、
あたしとしては、そのある人が気になるから残ってる訳よ。
ただ、そのある人が気にしているある人は
そのことに全然気づいてないわけ。
これってわかる?」





 合成人間ザンボーグ
「自分」+「文春文庫」⇒【N氏の冒険】
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